『死霊館 エンフィールド事件』ネタバレ!感想と評価も

映画『死霊館 エンフィールド事件』のあらすじネタバレと感想や評価をまとめました!

以下、あらすじやネタバレが含まれる記事となりますので、まずは映画『死霊館 エンフィールド事件』作品情報をどうぞ!

スポンサーリンク

映画『死霊館 エンフィールド事件』作品情報

公開

2016年(アメリカ)

原題

The Conjuring

監督

ジェームス・ワン

キャスト

ヴェラ・ファーミガ(ロレイン・ウォーレン)、パトリック・ウィルソン(エド・ウォーレン)フランセス・オコナー(ペギー・ホジソン)、マディソン・ウルフ(ペギー・ホジソン)

スポンサーリンク

映画『死霊館 エンフィールド事件』あらすじとネタバレ

墓場からよみがえった男

1976年、ニューヨーク。心霊研究家のウォーレン夫婦は、ある怪奇事件を解決したことをきっかけに一躍有名人となっていました。

しかし、出演したテレビ番組で懐疑派の学者にイカサマ扱いされ、傷ついた妻のロレインは、「しばらくマスコミの前には出たくない」と夫のエドに訴えます。

その頃、イギリスに住むホジソン家は、夜な夜な起こる怪現象に怯えていました。

特に4人姉弟の次女で11才のジャネットは、何か得体のしれない異様なものが、自分に憑りついているのを感じます。

深夜に目が覚めると、寝室にいたはずがリビングに倒れていたり、奇妙な寝言をつぶやいたり、さらに肩には、誰かに噛まれたような歯型がくっきりとついています。

壁際の椅子に座る、不気味な老人の姿が見えるのも家族の中でジャネットだけです。老人は恐ろしい声でジャネットに叫びます。「ここはおれの家だ!」。

ロレインもまた、尼僧の姿をした恐ろしい悪魔を夢に見てうなされていました。

「お前は何者!名前を言いなさい!」と叫ぶロレインに、悪魔は何かを絶叫します。次の瞬間、ロレインの目に、エドが無残な死を遂げる場面がはっきりと見えました。

まさかエドが死ぬという予知夢なのではと、ロレインは恐怖に震えます。

ホジソン家の怪現象は人々の注目を集め、テレビ局までが取材にやって来ました。

スタッフや心霊研究の専門家が見つめる中、ジャネットのインタビューが開始されると、部屋の照明が点滅し、彼女は低い男性の声で語り出しました。

「おれの名はビル・ウィルキンス。この家で死んで、墓から戻ってきたのだ」。

ジャネットのインタビューテープを入手して聞いたエドとロレインは、ただならぬ危険なものを感じ、ホジソン家を救うためにイギリスへと発ちます。

悪魔を滅ぼすもの

ホジソン家でエドが行ったインタビューで、ジャネットの中のビルは、「ここはおれの家だ。家族に会いにきた」と言います。

インタビュー映像を見た懐疑派の女性学者は、あれは霊的なものではなく、重度の精神障害か多重人格のしわざに違いないと主張します。

憔悴していくジャネットを見たエドが、ギターを弾きながらおどけてプレスリーの声色で歌ってみせると、ホジソン家の家族に束の間の笑顔が戻るのでした。

しかし、ジャネットを撮影した映像を調べたスタッフは、驚くべき光景を見ます。ジャネットが自ら部屋中のものを破壊し、それを霊現象に見せかけていたのでした。

全てジャネットのねつ造だと判断した調査団が去り、ロレインとエドもどこか釈然としないまま、荷物をまとめてホジソン家を後にします。

ジャネットは、どうしてあんなことをしたのと問いかける姉に、「そうしないと殺されると霊に言われたから」と悲しげに答えるのでした。

エドとロレインは空港行きの列車に乗り込みますが、あきらめきれないエドがジャネットのインタビューテープを聞き直していると突然、ロレインの全身に衝撃が走って意識だけがホジソン家に飛んでいきます。

真っ暗な部屋で椅子に座るビルは、まるでロレインを待っていたかのように、「あいつが女の子を狙っている」と告げます。

ジャネットに憑依していたのはビルではなく、悪魔がビルを操っていたのでした。

ビルはロレインに、悪魔を倒すために必要な何かについて、謎のヒントを教えます。それは「誕生の時に授かって、死ぬまでついてまわる」ものだというのです。

対決のとき

豪雨の中、エドとロレインは大急ぎでホジソン家へ引き返しますが、玄関の扉は固く閉ざされており、エドだけが先回りして地下から室内へと侵入します。

ジャネットの悲鳴を聞いたエドが二階のドアを破ると、そこには悪魔に憑依され、窓から飛び降りようとしているジャネットがいました。

家の外にいたずぶ濡れのロレインに、ビルが教えたヒントの答えがひらめきます。誕生の時に授かって死ぬまでついてまわるもの、それは「名前」でした。

ロレインは、予知夢の中で悪魔が叫んだ名前をトランス状態のまま聖書に書き移していました。車のトランクから聖書を探し、名前を確認して二階へ駆け上がります。

エドは、窓から飛び降りたジャネットをすんでのところで抱え、今にも落下しそうな状態でした。二人を助けようと駆け寄るロレインですが、姿を現した悪魔の強い力で、巻き上がる風とともに壁に叩きつけられてしまいます。

満身の力をこめて、「VALAK(バラク)!」と悪魔の名を叫んだロレイン。地獄の底から轟くような咆哮を上げ、苦しむ悪魔の姿が消えていきました。

ロレインがエドに手を貸し、ようやくジャネットも意識をとり戻します。エドを父親のように慕っていたジャネットは、エドの胸にとびこみました。

エドは、身につけていた十字架をジャネットに渡し、「大人になってこれを必要とする人がいたら、次は君が渡してほしい」と言います。

家路についたエドとロレインは、プレスリーの曲にあわせてダンスをするのでした。

映画『死霊館 エンフィールド事件』の感想と評価

『ソウ』シリーズのジェームス・ワン監督による、実在する心霊研究家の夫婦が携わった事件を描く『死霊館』(2013)の第二弾。

少女、十字架、悪魔祓いとくれば、これはもう越えられない古典『エクソシスト』(1973)の壁が立ちはだかるのは必至。

その後のサタン系ホラーは数あれど、リンダ・ブレアを凌駕するほどの憑依少女には未だお目にかかれない気がします。

しかしこの『死霊館』シリーズ、『エクソシスト』では描かれなかった温かい夫婦愛や家族愛を織り交ぜることによって、怖がらせておきながら何故かハートウォーミングという、絶妙なバランスで攻めてきます。

主人公のウォーレン夫婦は、どんな難局に直面しようとも、つねに互いへの愛情を忘れません。二人の最強タッグを見ながら、自分も悪魔に憑かれた日には、強面の神父さまよりエド&ロレインにぜひお願いしたいと半ば本気で考えました。

ことあるごとに見つめ合う夫婦に、多少のこっぱずかしさも湧き上がります。しかし、悪魔が真に恐れるものは十字架でも祈祷でもなく、ひとの愛ではないかと思わせてくれる二人の善良なキャラクターが、このシリーズの人気の秘密ではないかと思いました。

エンディングでは、実際のウォーレン夫婦とホジソン家の写真、そしてエドと悪魔の対話音声が流されます。日本人にはいまいち馴染みのない悪魔祓いも、「これは実話です」と念を押されることで臨場感アップです。

まとめ

「悪魔vs人間」の構図は、起承転結が想定内におさまりがちですが、正統スタイルを貫きながらも、マンネリの斜め上をいくワン監督。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)もそうですが、基盤となる人間ドラマをていねいに描くのが本当にうまい監督だと感じました。

『死霊館』シリーズには、ジョン・R・レオネッティ監督によるスピンオフ作品『アナベル 死霊館の人形』(2014)があり、こちらもすでに続編が制作されています。

[adsense]

スポンサーリンク