『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』ネタバレ!感想と評価も

映画『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』のあらすじネタバレと感想や評価をまとめました!

以下、あらすじやネタバレが含まれる記事となりますので、まずは『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』映画作品情報をどうぞ!

スポンサーリンク

映画『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』作品情報

公開

2016年(アメリカ)

原題

Everybody Wants Some

監督

リチャード・リンクレイター

キャスト

ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、ワイアット・ラッセル、オースティン・アメリオ

スポンサーリンク

映画『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』あらすじとネタバレ

1980年9月、ジェイクは野球推薦を受け、南東テキサス州立大学に入学します。

アナログレコード一箱と簡単な荷物を抱えて野球部の寮にやってきたジェイクは早速上級生たちに連れられて車に乗ると、シュガーヒル・ギャングのヒット曲をみんなで合唱しながら進み、新入生らしい女子学生をナンパしますが、相手にされません。

めげずに再トライすると一人の女子学生が「うしろの席の彼ならいいわ」と笑顔で応えます。それはずばりジェイクのこと。嫉妬する先輩たちに囲まれてジェイクは嬉しさを隠しきれません。

彼は先輩たちに頼んで彼女の寮の部屋番号をすかさずチェックします。

野球部員はみんな凄腕のエリート選手のはずなのですが、風変わりでとぼけた連中ばかり。新入部員とよその大学からスカウトされ転入してきた数名を加えた20余名の部員たちは、新学期が始まる前の3日間、思いっきり遊び回ります。

一日目はディスコに出かけてあっさり女の子をものにしますが、二日目は見向きもされず、あげくに店内で暴れたために店から放り出される始末です。それでも懲りずにカントリー・ミュージックのお店に繰り出し、しっかり踊りまくって楽しみます。

ジェイクが卓球で打ち負かすと、とても悔しがる先輩や、ちょっとしたゲームに熱くなる転入生など、野球部員は、とびっきりの負けず嫌いがそろっています。

ジェイクは自分を気に入ってくれた女の子の部屋の扉に電話番号を書いた手紙を添え花束を貼りつけます。するとすぐさま電話がかかってきて彼女の部屋に誘われます。

彼女の名前はビバリー。アート系の高校を出て大学では演劇を専攻しているのだとか。すっかり意気投合した二人は夜通し語り明かします。

入寮三日目は部員だけの自主練が行われます。ピッチャーであるジェイクはマウンドに立ちますが、先輩からホームランを打たれてしまいます。「見たか、これが大学野球だ!」と先輩は叫びます。高校ではトップクラスのスター選手だったジェイクですが、大学野球のレベルは相当高そうです。

ジェイクはビバリーからアート系の学部の学生たちが催すパーティーに誘われていたのですが、野球部の先輩たちもちゃっかりついてきます。

アート系だけあってみんな凝りに凝った仮装をしていてとてもおしゃれなパーティーです。ジェイクはビバリーの出し物を手伝い、ロマンチックなひとときを過ごします。

いよいよ新学期が始まりました。ジェイクは大教室の講義に出席します。野球生活と恋に夢と希望を抱きながら。そしてゆっくりと眠りに落ちていくのでした。

『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』の感想と評価

大学の野球部員が新学期直前の三日間、大騒ぎをするだけのストーリーなのですが、これが実に面白いのです。監督のリチャード・リンクレイターは、イーサン・ホークとジュリー・デルピーをキャスティングした『恋人たちの距離(ディスタンス]』(95)とその続編『ビフォア・サンセット』(04)、『ビフォア・ミッドナイト』(13)で、男女がひたすら会話する作品をエンターティンメントに仕上げ、その演出方法には定評があります。

本作も個性的なキャラクターが騒いで、しゃべりまくる映画ですが、ウィットに富み、笑わせ、幸せな気分にさせてくれます。

おバカなことをやっているうちにいつの間にか部員たちの心が通じ合ってチームとしてまとまっていくのもみどころの一つです。

一見、お気楽に見える行動をとっている彼らですが、新入部員は自分たちの力がどこまで通じるか、自信の中にも不安を抱えています。先輩部員はMLBから声がかかりプロの野球選手になることしか考えていませんが、もしダメだったらという気持ちが過ります。そんな不安が彼らの生活から見え隠れしているのです。

しかし映画はその点はさらりと触れるだけで、大学生活の始まりを軽快に描いてみせます。長い人生の中のほんのひとときに過ぎない青春時代の輝きを愛情込めてすくい上げてみせるのです。

まとめ

リチャード・リンクレイター監督には『バッド・チューニング』(93)という高校生を主人公にした青春映画があります。マシュー・マコノヒー、レニー・ゼルウィガー、ベン・アフレックらが出演していますが、彼らは当時、無名の新人でした。

『エブリバディ・ウオンツ・サム!!』のキャストもほぼ無名の若者たちです。ここから将来のスターが生まれるかもしれません。「いまはまだ何者でもない彼ら」という点で、演じる俳優とその役柄がリンクし、一層映画が瑞々しいものになっているのではないでしょうか。

[adsense]

スポンサーリンク