何者ネタバレ!原作小説の結末と映画ラストは一緒?感想や評価も

映画『何者』が2016年10月15日に公開されます。

原作は2013年に平成生まれ初となる直木三十五賞を受賞した作家・朝井リョウさんの『何者』、キャストも注目の若手俳優だらけということで、2016年後半の邦画の中でも最注目作品のひとつです。

『桐島、部活やめるってよ』でも見せた朝井リョウワールドが、再び銀幕でみれるとのことで、映画の展開とネタバレを紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

『何者』ってどんなストーリー?

タイトルの『何者』は背後に迫る誰かのようなイメージを一見持ってしまったのですが、自分自身が『何者』なのかという意味で付けられているということです。

朝井リョウさんが平成生まれということもあり、2010年代の若者の就活をテーマに、そのリアルを映し出すことで、読者に訴えるという物語です。

朝井リョウさんは、作家デビューを大学在学中に果たしていますが、就職をし、2015年までは兼業作家として活動していました。

実際に就活も体験した若き天才作家が、そうした現実を小説として描いているということで、就職活動を体験しなければ感じることのない就活の闇や人間関係を丁寧に織り交ぜ、仕上げられた作品です。

スポンサーリンク

『何者』の中心人物紹介とあらすじ!

作品には5人の就活生が登場します。

小説では主人公・二宮拓人の一人称視点で進められています。

映画『何者』では冷静分析系男子である二宮拓人を佐藤健が演じます。

拓人は、演劇サークルの脚本家をしていたのですが、就職活動を始めるにあたり、演劇から離れ、4人の就活生と出会います。

神谷光太郎(菅田将暉)は天真爛漫系男子。
拓人とルームシェアをしており、バンドマンだった経験があります。

田名部瑞月(有村架純)は地道素直系女子。
アメリカ留学の経験を持ち、光太郎の元カノです。

小早川理香(二階堂ふみ)は意識高い系女子
OB訪問などの活動に余念がない。どこか周りを見下すような性格です。宮本隆良と同棲中。

宮本隆良(岡田将生)は空想クリエイター系男子
いつまでも夢を描いて、就職活動よりは自分の才能を信じて生きていきたいと思っている。

○○系男子だったり女子だったりという表現が朝井リョウ作品らしいですね。

表面上はうまくいっている5人のバランスが人生の大きな転機となる就職活動を通じて、徐々に崩れていきます。

その中でも主人公・拓人の闇は深く、ツイッターのアカウントに粘着したり、裏アカウントまでチェックするといった行動を繰り返します。

彼は観察することで、周りに目をそむけることで、自分を見ないようにしているのです。

自分が「何者」でもないという現実を受け入れることが出来ない若者を見事に描いています。

この二宮拓人という主人公は朝井リョウさん自身の内面を表現している部分が大いにあると思いますが、朝井さん自身は若くして大成功を収めている作家さんなので、捉えようによっては嫌味っぽくも感じられるので、ここをどう感じるかで『何者』という作品と『朝井リョウ』という作家の好き好きが別れると私は感じています。

衝撃のラストをネタバレ紹介!映画と原作のラストは一緒?

以下、『何者』の結末ネタバレとなりますので、お気をつけ下さい!

観察を繰り返し、自分はさておき相手の粗ばかりを見続ける拓人(佐藤健)。

そんな中、光太郎(菅田将暉)に内定が届きます。

その内定先を粘着するように、ネットで検索する拓人ですが、その姿を理香(二階堂ふみ)に見られてしまいます。

理香は、拓人のもうひとつのツイッターアカウントを知っていることをばらします。

そこでは、普段みせる観察者の拓人の面影はなく「今年も、内定がでない。理由がわからない」とつぶやいています。

拓人は就活2年目の就職浪人だったのです。

時が経ち面接に望む拓人。

「短所はカッコ悪いところです。長所は、自分はカッコ悪いということを、認めることができたところです。」

という成長を見せて終わるのが、原作『何者』のストーリーです。

映画版の結末についてはどうなるか分かりませんが、このシーンが『何者』のすべてだと思うので、私は小説も映画も同じ終わり方をすると予想しています。

上記のセリフを佐藤健さんが言う、暗転、主題歌ドン!ではないでしょうか?

ちなみに映画『何者』の主題歌は米津玄師×中田ヤスタカという『何者』の主人公たちである20代前半の若者からの支持が熱いアーティストを起用しているあたり、ぬかり無いですね…!

何者ネタバレ!原作小説の結末と映画ラストは一緒?感想や評価も!のまとめ

冷めた目で見てしまうと、出演する俳優さんたちの容姿で、就活に悩むことがあるのだろうか?なんて考えてしまいますが、まぁそこはエンタテイメントですからね…!

個人的には5人のメインキャストの先輩役として、山田孝之さんが出ており、彼が出ている作品はまずスベらないというイメージがあるので、期待は高まりますね!

スポンサーリンク