オリンピック開会式ユニフォーム日本はなぜダサい?歴代デザイナーも

リオ五輪で日本選手団が開会式などで着る式典用のユニフォームが先日発表になりました。

注目のデザインは、日の丸を思わせる鮮やかな赤のジャケットと白のスラックスの組み合わせ。

しかし、ネットでは早くも「なんだかぱっとしない」「ださい」などの否定的な意見が上がっています。

この記事では過去のデザインなども振り返りながら、日本のオリンピックにおけるユニフォームのデザインが「ダサい」理由について考察します。

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赤と白の日の丸カラー!製作は高島屋

リオ五輪の日本選手団の式典用のユニフォームは公募により高島屋が製作しました。

渡航時に着用するのは、紺色を基調に白色のストライプが入ったジャケットと、淡い青色のスラックス。

そして開会式は赤色のジャケットに白色のスラックスとなっています。

リオの気候に合わせて通気性をよくするなど、様々な機能が施されているということですが、ネットでは「機能的には優れているんだろうけどデザインが…」「昔の東京オリンピックのユニフォームですと言っても通る」「センスなさすぎ」など厳しい声も上げられています。

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日本のオリンピックのユニフォームはなぜダサくなる?伝統にこだわりすぎの印象も

この日本のオリンピックユニフォームが「ダサい」と言われる理由について、私なりに考えた理由は以下の3つです。

日の丸の赤白のカラーリングにこだわりすぎていること

1964年の第一回東京五輪の開会式で初めて採用されたとされる、赤いブレザーに白いスラックス(スカート)の組み合わせ。

鮮烈な赤が、日本の戦後復興を華々しく印象づけ評判を呼んだことから、その後の五輪でも白、赤の2色が多く使われるようになりました。

ただ、1964年の東京五輪から、すでに50年以上が経過。

すでに「赤白=日本らしさ」と言えるほど定着していて変えるに変えられない一方で、人によっては代わり映えしない、古色蒼然なものとして映ってしまうのかもしれません。

デザインの主体がファッションブランドではない

諸外国の開会式用の衣装について調べてみると、H&Mやポロラルフローレン、ディースクエアードなどのファッションブランドが多く、デザインも時代のトレンドを意識している感があります。

一方、日本は大手百貨店の高島屋がプロデュースしているということで、トレンドと言うよりも格式や伝統が重視されている印象があります。

震災による「原点回帰」

開会式のユニフォームについて、1992年のバルセロナ五輪では森英恵さん、1996年芦田淳さん、2004年アテネ五輪では高田賢三さんとかつては有名デザイナーを起用したこともあった日本。

2000年のシドニー五輪の開会式では、選手が虹色のマントを羽織るという(それがおしゃれであったかは別として)斬新な試みもありました。

風向きが大きく変わったのは2012年のロンドン五輪。

前年に起きた東日本大震災を受け「日本の底力を世界に示したい」と、第一回東京五輪を思わせる赤いジャケット・白のスラックスの組み合わせを採用しました。

今回も、震災からの復興は道半ばであり、また4年後には東京五輪も控えていることから、この原点回帰の流れを引き継いで「日の丸カラー」を採用したのかもしれませんね。

2020年東京五輪のユニフォームはどうなる?

2020年の東京五輪の開会式がどうなるのかについては、まだほとんど発表された情報がなく、開会式用のユニフォームがどのようなものになるかについても全くわかりません。

しかし、東京五輪に関してはエンブレムの問題でも混乱を極めましたし、ボランティア用のユニフォームも一部で批判を浴びていて、その注目度の高さゆえ、デザインの善し悪しについて今まで以上に厳しい目が注がれていることは間違いありません。

有名デザイナーに発注するにせよ、公募するにせよ、国民の目を意識したプロセスを踏まなければ、エンブレムの二の舞になってしまいそうな気がします。

もちろん、私たち国民の側も、文句ばかり言っていてはデザイナーを萎縮させ、結局無難なデザインに落ち着かせてしまうことにもなりかねず、今のネットでの個人攻撃の風潮にはいささか疑問も感じてなりません。

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オリンピック開会式ユニフォーム日本はなぜダサい?歴代デザイナーも のまとめ

賛否両論あるリオ五輪で日本選手団が着用する開会式ユニフォーム。

海外に目を向けると、中国のユニフォームも赤と黄色を基調としていて「トマトの卵炒めみたい」と揶揄されているそうで、原色の国旗のトーンをそのまま生かそうとすると、こういう問題は避けては通れないような気もします。

「冒険」か「伝統」か、2020年の東京五輪ではどちらを選ぶのかも気になりますね。

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