リオ五輪で世界記録更新が期待される選手一覧と競技日程。日本人は?

開幕の迫るリオ五輪でメダルの行方はもちろん気になるところですが、新たな「記録」の誕生も見所のひとつです。

前回ロンドン五輪では陸上の4×100mリレーで男女ともに世界新記録が生まれ大きな注目を集めました。

この記事では、リオ五輪で世界新記録をマークしそうな種目や選手について紹介していきます。

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陸上では「キング・オブ・アスリート」に注目!

陸上で世界記録更新の可能性がある選手の一番手として名前が挙がるのが、十種競技のアシュトン・イートン選手(アメリカ)です。

十種競技は100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m、110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500mの10種目を2日に分けて実施、各種目の成績を得点化して合計を競います。

日本ではあまりなじみがありませんが、走力、跳躍力、パワーなどあらゆる要素が必要とされるため、勝者は尊敬の念を込めて「キング・オブ・アスリート」とも呼ばれます。

イートン選手は2015年の世界選手権で9045点の世界新記録をマーク。

その強みは何と言ってもスピードです。

100mのタイムは向かい風の中、参加選手中トップの10秒23。

2015年の日本選手権の100mの優勝タイムが10秒28ですので、100m専門の選手をもしのぐそのレベルの高さがうかがえると思います。

世界記録の更新に向けては、比較的苦手とされる投てき種目をどうしのげるかが大きな鍵となるでしょう。

また、男子棒高跳びの世界記録保持者でありロンドン五輪金メダリストのルノー・ラビレニ選手(フランス)にも注目です。

2014年にマークした世界記録の6m16は、かつて「鳥人」と呼ばれたあのセルゲイ・ブブカ氏の永久不滅と言われた記録を21年ぶりに更新するものでした。

2015年の世界選手権では5m80と記録が伸びず銅メダルに終わりましたが、ブブカ氏にも「やっと自分の後継者が現れた」と高く実力を評価されるラビレニ選手だけに、万全の調子であればかなり高いレベルの記録が期待できます。

また女子ではハンマー投のアニタ・ヴォダルチク選手(ポーランド)の強さが際立っています。

2015年に8月に81m05の世界記録をマークし、この年の世界選手権でも金メダルを獲得。

2016年に入ってからも79m台の記録を複数出すなど好調をキープしており、リオ五輪でもビッグスローを披露してくれそうです。

なお、競技日程は日本時間で十種競技が8月17日21:30~、男子棒高跳び決勝が16日8:40~、女子ハンマー投決勝が15日22:40~決勝となっています。

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アメリカの19歳のヒロインに注目!競泳

リオ五輪の競泳で世界記録が更新されそうな種目として上がるのが、世界のレベルアップが著しい男子の平泳ぎです。

100mでは2015年にイギリスのアダム・ピーティ選手が57秒92の世界新記録をマーク。

200mは日本の山口観弘選手が2012年にマークした2分07秒01が世界記録となっていますが、2015年世界選手権金メダリストのマルコ・コッホ選手(ドイツ)や銀メダルのケビン・コーデス選手(アメリカ)など2分07秒台の自己ベストを持つ選手が競い合う状況となっており、もしかするとリオ五輪では2分06秒台に迫る記録が見えてくるかもしれません。

女子ではアメリカの19歳、ケイティ・レデッキー選手(アメリカ)に複数種目での世界記録更新の可能性があります。

15歳で出場した2012年のロンドン五輪では800m自由形で金メダルを獲得したレデッキー選手。

2015年世界選手権では自由形の200m、400m、800m、1500mを制し、史上初の自由形4冠を達成するなど、型破りな活躍を続けています。

現在保持している世界記録は、400m自由形3分58秒37(2014年)、800m自由形8分07秒39(2015年)、1500m自由形15分25秒48(2015年)の3つ。

女子の1500mは五輪では残念ながら実施されませんが、400m自由形、800m自由形、さらにはリレーなどで世界記録更新のチャンスがありそうです。

リオ五輪の競泳は日本時間で男子100m平泳ぎが8月8日、200m平泳ぎが11日、女子400m自由形が8日、800mが13日にそれぞれ決勝を迎える予定です。

日本人の世界記録保持者は生まれるか

日本の世界記録保持者といえば、男子20km競歩の鈴木雄介選手、競泳200m平泳ぎの山口観弘選手の名前が挙がりますが、今回のリオ五輪では2人とも残念ながら故障や不調のため出場権を獲得できませんでした。

一方、新たに世界記録更新が期待できる選手として浮上してきたのが、女子200メートル平泳ぎの金藤理絵選手です。

2016年4月の日本選手権では、自らの日本記録を0秒39更新する2分19秒65で優勝。

このタイムは世界歴代5位、世界記録まで0秒54に迫る好タイムで、本人も「心も体もちょっときついが、リオ五輪では2分18秒台を目指したい」と世界記録更新と金メダル獲得に意欲満々のようです。

女子200m平泳ぎの決勝は8月12日。

この種目には2015年の世界選手権で金メダルを獲得した渡部香生子選手も出場しますので、2人で切磋琢磨して記録を伸ばして欲しいですね。

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リオ五輪で世界記録更新が期待される選手一覧と競技日程 のまとめ

4年に1度の大舞台である五輪。

マラソンのように、勝負優先で記録はどうしても二の次になってしまう種目もありますが、世界のトップがこの日のためにピークを合わせ、激しくしのぎを削ることで、これまで不可能と思われていたような大記録が生み出されることも少なくありません。

リオ五輪ではどの種目でどのような金字塔が打ち立てられるのか、私たちファンも様々な種目に目を配りつつ楽しみにしたいですね。

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