ヴィンランド・サガはアフタヌーンで連載中の幸村誠先生による歴史漫画です。
11世紀初頭の物語で、当時北欧を支配していたヴァイキングの伝承に登場する「トルフィン」の話を元にした物語を描いています。
伝承における「ヴィンランド」とは現在のアメリカのことであるとされており、主人公であるトルフィンもコロンブスより前にヨーロッパからアメリカに渡ったとされる人物の1人と言われています。
Vikingがイングランドからアメリカ方面の大西洋を越えて移住した跡、カナダ世界遺産『ランス・オ・メドー』「ヴィンランド(Vinland)」はこの島のことと思われる。……ってことは幸村誠さんのヴィンランド・サガのトルフィンは最終的に大西洋渡るのかなぁ~。 #manga
— だんご (@sa_dango) 2011年8月17日
今回は、ヴィンランド・サガの18巻の発売日予想と最新刊17巻のネタバレや感想についてまとめてみました!
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ヴィンランド・サガ18巻の発売日予想!
ヴィンランド・サガの単行本は初期を除いて「前の巻発売から半年よりは長く、1年以内の間に次の巻が発売する」というサイクルで発売されています。
ここ数巻は7~8か月程度の間隔で発売されています。
17巻が2016/1/22発売なので、最短では8月発売となりますが、16巻が2015/6/23で、16巻~17巻の間が7か月と最短で発売されているので、18巻も連続して最短の7か月で出る可能性はあまり高くないと思われます。
よってヴィンランド・サガ18巻の発売日は17巻の8か月後、9/23(金)が一番可能性が高いと思われます。
ヴィンランド・サガ18巻発売予想日
2016/9/23(金)
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ヴィンランド・サガ 最新刊17巻のネタバレ!
ヴィンランド・サガ17巻には第116話~第122話が収録されています。
ヴィンランド・サガ17巻の収録話
第116話 狩る者 狩られる者(3)
第117話 狩る者 狩られる者(4)
第118話 狩る者 狩られる者(5)
第119話 狩る者 狩られる者(6)
第120話 狩る者 狩られる者(7)
第121話 狩る者 狩られる者(8)
第122話 狩る者 狩られる者(9)
タイトルから分かる通り、17巻は1つのエピソードで統一されている巻になります。
スカンジナビア半島を訪れたトルフィン一行が出会ったのは、アシェラッド兵団時代のトルフィンに両親を殺されたヒルドという名の女狩人でした。
偶然出会った両親の仇に対して復讐の炎を燃やし、狩人としての能力を最大限に使いヒルドはトルフィンを追い詰めていき、両親をトルフィンに「狩られた」立場からトルフィンを「狩る」立場になり、かつてトルフィンに言われた言葉をトルフィンに向けて言い返します。
父には「人を赦しなさい」と言われ、狩人としての師匠には「怒りを捨てろ」と言われたヒルドでしたが、トルフィンの懇願やエイナルの説得にも応じず、怒りに任せて矢を放とうとしますが、なぜか矢はあさっての方向へ飛んでいきます。
その瞬間、ヒルドは父と師匠の幻影を見ます。
その幻影に諭されたようにヒルドは一旦トルフィンを討つことをやめ、代わりに彼を「監視する」ことにしました。
ヴィンランド・サガ17巻のネット上の感想!
「赦すか、否か」がテーマとなっている17巻。
この辺りは非常に難しい話で、人によっても文化によっても異なる見解が生まれる話だと思います。
「17巻のトルフィンへの赦しに関する一連の流れは良かった」という読者もいれば…
ヴィンランド・サガ17巻は贖罪回。今回は亡霊に魘されてではなく、実際に過去のトルフィンに家族を手に掛けられた女性に対する贖罪。避けては通れない流れだと思ってたけど、見事に1冊に纏まってて落としどころも良かった。ヒルドは今後重要な流れの時にまた活躍しそう #幸村誠
— 電信柱 (@denshinhashira) 2016年5月7日
いつまでたっても息子が「ヴィンランド・サガ17巻」を持ってこないので買ってしまったよ。いや良かったわ。罪の犠牲となったヒルドが悪に巻き取られないように止める父と師匠が圧巻。
— 桜咲く (@saurasakusuki) 2016年4月15日
「この流れでトルフィンを赦すべきではないだろう」という読者もいました。
17巻・ビルドがどうしてトルフィンに家族はいるのか?と聞かなかったのか?奪われたなら奪いかえすべき
王道楽土?そんなものに興味はない
見逃すかわりに家族を差し出せ、狩ってやる、と
王道楽土を壊した相手を許すにはそれしかないのでは、と— Fukihara (@MFukihara) 2016年2月8日
「ヴィンランド・サガ」 17巻読了。ヒルドの存在はちょっと難しすぎる命題を物語(
と読み手の倫理観)に加えてしまった印象がある。彼女が至極真っ当な怒りと落とし前を諦めてしまったのも、まだ始まってもいない平和な国づくりという絵空事を認めてしまうのも、どっちも非常に不自然だ— @2c (@a2cmyarn) 2016年1月23日
どれが正しい、間違いという話ではないので、ヴィンランド・サガに限らず、これからも十人十色の物語が描かれていくテーマの1つだと思います。
またストーリー全体としては、話の流れがゆっくりしていることを気に掛ける読者もいました。
話としてはヴィンランドを目指すための資金調達の段階で、さらに足止めを食ってしまっているので、まだまだ完結までには時間がかかりそうです。
[adsense]ヴィンランド・サガはまだ面白いけど、なんだか物語の進み方がずっとゆっくりになってきてるような気がしてちょっと気になる。今17巻まで来てる割に。
だってトルフィンがバイキングになってた期間が8巻までに収まってるんだもの。— 秋谷 小鳩 (@fall_in_valley) 2016年1月23日
ヴィンランド・サガ18巻の発売日はいつ?最新刊17巻のネタバレも のまとめ
ヴィンランド・サガ最新刊17巻ではかつてのトルフィンの行為に対する贖罪がテーマでした。
贖罪の話が終わり、18巻からはまたヴィンランド建国へ向けての話が進んでいくと思われます。
元となった伝承では失敗したとされる「ヴィンランド」建国ですが、元々の伝承自体がそれほど正確なものではなく、ヴィンランド・サガでもオリジナルの話が頻繁に登場することから、最終的にこの辺りをどうまとめてくるかに要注目ですね。
以上、ヴィンランド・サガ18巻の発売日予想と17巻のネタバレとネット上の感想についてまとめてみました!
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