2016年8月に開幕が迫ったリオ五輪。
日本は前回のロンドンオリンピックで史上最多38個のメダルを獲得、リオ五輪ではさらなる活躍が期待されています。
今回のリオ五輪でも、柔道、レスリング、競泳などに注目が集まる一方で、普段なかなか話題に上りにくい、いわゆるマイナー競技の中にも、日本選手がメダルを狙えるものが少なくありません。
この記事では、そうした隠れたメダル候補の情報をまとめていきます。
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連続メダルを狙うアーチェリー、フェンシング
前回のロンドン五輪で、大きな注目を集めたマイナー競技と言えば何といってもアーチェリーでしょう。
男子の個人総合で古川高晴選手が銀メダル、女子団体も銅メダルを獲得。
アーチェリーが「やってみたいスポーツ」のアンケートの上位に入るなど、一躍ブームが起きました。
リオ五輪に向けても、男子のエース古川選手をはじめロンドン五輪の主力組は健在で、2大会連続のメダルが狙える位置につけています。
また、フェンシングでは北京で個人、ロンドンでは団体と2大会連続で銀メダルに輝いた太田雄貴選手の3大会連続メダル獲得に期待が集まります。
ウェイトリフティングでは、48キロ級のロンドン五輪銀メダリスト、三宅宏美選手がすでに五輪代表に内定しており、2大会連続のメダル獲得に挑みます。
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メダルの期待膨らむ競歩、テコンドー
五輪の花形競技のひとつである陸上の中で、どうしてもマイナー感が否めない競歩。
しかし近年日本はこの競歩で飛躍的に力をつけており、2015年には20キロで鈴木雄介選手が世界新記録をマークし大きなニュースになりました。
今回残念ながら鈴木選手は故障のため五輪代表から外れたものの、ほかにもメダルを期待できる選手がそろっています。
なかでも谷井孝行選手は2015年の世界選手権50キロのレースで日本選手初めてのメダルとなる銅メダルを獲得。
五輪に向けても「期待されるプレッシャーを力に変えたい」と話しており、谷井選手には鈴木選手の分まで頑張ってもらいたいところです。
またテコンドーでは濱田真由選手が金メダル候補の一角に挙げられています。
前回ロンドン五輪で5位入賞を果たし、去年ロシアで開かれた世界選手権では初優勝。
今年リオで行われた五輪のテスト大会でも優勝するなど急成長を遂げており、五輪の結果次第では日本にテコンドーブームがやってくるかも?しれません。
射撃、トランポリンなどにもチャンスあり
このほかの競技について注目選手を見てみると、射撃の松田知幸選手は2010年の世界選手権で金メダルを獲得した実力者。
金メダル候補として挑んだ前回のロンドン五輪では予選敗退と惨敗しただけに、今回のリオこそ意地を見せたいところです。
トランポリンの伊藤正樹選手はロンドン五輪4位。
リオ五輪では「金メダルだけを狙う」と公言し、難度の高い構成に挑戦するとしています。
ボクシングのライト級に出場する成松大介選手は前回ロンドンオリンピック銀メダルの清水聡選手を抑えて代表入りを果たしました。
全日本選手権では6連覇と圧倒的な強さを誇るだけに、世界の舞台でも自信を持って存分に暴れてほしいです。
[adsense]日本人選手のメダル獲得が期待されるリオ五輪マイナー競技紹介
28競技306種目にわたって熱戦が繰り広げられるリオ五輪。
普段あまりテレビなどで見かけない競技や種目をじっくり観戦できるのもオリンピックの魅力のひとつですよね。
私たちもこの機会にルールや選手をしっかり覚えて、熱い応援でその戦いを後押ししたいですね。
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