織姫と彦星の伝説の由来や星座を調査。海外でも七夕はある?

七夕で有名な伝説が「織姫と彦星の伝説」です。

1年に1度しか会えない恋愛物語として有名な物語です。

しかし、実は織姫と彦星は元々は結ばれていた、というのは意外に思われるかもしれません。

今回は織姫と彦星の伝説と、それに関する星座の物語、それに海外での七夕について紹介します!

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織姫と彦星の伝説の由来は?

織姫と彦星の伝説の由来は中国の「牛郎織女」とされています。

「牛郎織女」

天帝の娘である織女は素晴らしい機織りでしたが、毎日機織りに明け暮れる彼女を見かねた天帝は、牽牛という若者を織女に紹介し、嫁がせました。

牽牛に嫁いだ織女は、天帝の予想を超え、機織りの仕事はせずに牽牛と遊んでばかりとなってしまいました。

これに怒った天帝が、牽牛から織女を引き裂き、連れ戻します。

すると織女は悲しみのあまり、働かないようになってしまいました。

悩んだ天帝は、年に一度だけ牽牛に会うことを許し、織女以前と同じように機を織るようになりました。

物語を見ると「恋人だけど結ばれなかった」のではなく、「夫婦だけど引き裂かれた」というのが正しいのですね。

彦星という呼称は日本のみで、伝説の由来元である中国ではそのまま「牽牛星」と呼ぶそうです。
「彦」は美男を表す字です。

織女が日本で「織姫」と変化したことを受けて、牽牛にも「姫」に対応する「彦」がつけられ「彦星」となった、とされています。

「たなばた」という読みは日本古来の物語「棚機津女(たなばたつめ)」が由来とされています。

ちなみにアサガオを「牽牛花」と呼び、七夕の季節に朝顔市を行うこともありますが、本来は七夕とアサガオに関連性はなく、江戸時代にたまたま文字と花が咲く季節が一致していることを関連付けた人々によって七夕の季節に朝顔市が行われるようになった、とされています。

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織姫と彦星の星座は?物語も調査

現在の星座で言うと織姫はこと座一等星「ヴェガ」、彦星はわし座一等星「アルタイル」に当てはまります。

星座は西洋の伝説、主にギリシア神話を由来とした設定が中心となっています。

わし座に関しては主神ゼウスの使いの鳥、もしくはゼウス自身が変身した姿とされるのみですが、こと座に関しては恋愛に関する物語があります。

こと座の物語

アポロンの教えによって竪琴弾きの名手となったオルフェウスはエウリュディケと結ばれたものの、エウリュディケは毒蛇に咬まれ、亡くなってしまいました。

オルフェウスは悲しみを抱えつつ、エウリュディケを生き返らせるために冥界へと向かいます。

冥界の番人・ケルベロスや渡し守・カロンも悲しくも美しいオルフェウスの竪琴の音色に魅了され、通行を許します。

冥界の王ハデスに会ったオルフェウスは、エウリュディケを返してほしいと懇願しました。

それを見ていた、ハデスの妻・ペルセポネもケルベロスやカロン同様、オルフェウスの竪琴の音色に魅了され、夫ハデスを説得します。

結果、ハデスはエウリュディケを返すことを許可しますが、ひとつだけ条件を付けました。

それは「冥界から出るまで、絶対に振り返らないこと」ということ。

それを心に止め、オルフェウスは冥界の出口へ向かいますが、脱出目前で不安になり振り返ってしまいます。

約束を破ってしまったため、エウリュディケはオルフェウスの前から消えてしまいました。

オルフェウスの死後、神々が彼の竪琴を天に昇らせ、それがこと座となったとされています。

織姫と彦星の物語に自業自得な部分があることを考えると、こちらの方があまりに悲しい物語に思えます。

海外でも七夕はある?

元々が中国の伝承であるため、中華文明の影響の強い東アジアや東南アジア地域では七夕を祝う国は少なくありません。

国によっては日本とは異なる伝承になっていることもあります。

西洋圏ではヴェガとアルタイルの扱い自体が異なるため、基本的に七夕を祝う風習はありません。

しかし、日系移民が多いアメリカやブラジルでは、移民が持ち込んだ七夕の風習が定着している地域もあるようです。

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織姫と彦星の伝説の由来や星座の調査、海外の七夕についてのまとめ

織姫と彦星の伝説が少々自業自得な部分が含まれていることも意外でしたが、織姫にあたる星座のこと座にも悲しい恋愛の物語があることはさらに意外でした。

恋愛物語は西洋・東洋を問わないようですね。

以上、織姫と彦星の伝説の由来や星座についての調査、海外の七夕についてまとめてみました!

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