鬼滅の刃(きめつのやいば)(吾峠呼世晴先生作)第82話「人間と鬼」(2017年10月16日発売の週刊少年ジャンプ46号掲載)のネタバレや感想・ジャンプでの掲載順などをご紹介していきます!
※鬼滅の刃第81話「重なる記憶」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第82話「人間と鬼」ネタバレをご紹介します!
柔らかすぎて斬れない・・・
せっかく捉えた堕姫の頸でしたが、しなって斬撃を緩やかにされ、結局仕留め損ねて逃げられます。
『逃がさないわよ醜い糞餓鬼!!』
堕姫は13本に増えた帯で炭治郞を襲撃します。
避けたら被害が広がるかもしれない、と冷静な頭で考える炭治郞。
不思議と、彼の目には堕姫の帯がすごく遅く見えました。
ギャギャギャギャギャ
堕姫と炭治郞の攻防が続きます。
「斬らせないから今度は!!さっきアタシの頸に触れたのは偶然よ!!」
美しい顔も憤怒に歪めて、鬼らしい相貌になった堕姫。
炭治郞はしばらく堕姫の帯を弾いていただけでしたが、鎬で受け流します。
そして、一カ所にまとめた帯を日輪刀で刺し、縫い止めます。
「それで止めたつもり!?弾き飛ばしてやる!!」
グンッ
「!!」
力を込める堕姫でしたが、炭治郞の刀を弾き返す事は出来ず、ビン、と帯が突っ張ります。
『帯を張ってしならせずに斬る気か。まばたきする間に帯は伸ばせるのよ。
そんな一瞬でこれだけの距離をどうにかできるわけ・・・』
そう思っていた堕姫の『一瞬』を上回る速さで炭治郞は帯をばらばらに切り裂いていきました。
『えっ?斬られた?速っ・・・』
完全に意表を突かれた堕姫は驚きに目を見開いたままで、炭治郞の刀はその頸を今にも斬り飛ばすところまできています。
『単純なことだ。しなるより尚速く刀を振り抜いて斬ればいい。今度はいける。斬れる』
「お兄ちゃん、息をして!お願い」
そう、振り抜こうとした瞬間に、炭治郞の妹が深層心理から呼びかけてきます。
その時初めて、自分は呼吸をしていなかった事に気がつき、堕姫を目前に咳き込みながら膝を付いてしまいました。
人間には二つの限界があります。
『体力の限界』を迎えると、人は苦しくて動けなくなる。
そして、『命の限界』これを越えると当然死にます。
炭治郞は目から血を流すほどの強い怒りで苦しみや痛みを忘れて動けていましたが、この限界を超えかけていました。
この限界値を1秒でも伸ばし、鬼と渡り合うために人は、血反吐を吐く努力をしているのです。
怒りという感情だけで勝てるのなら、もうこの世に鬼は存在していないだろう・・・
命の限界を超えかけた炭治郞は、咳が止まらず、敵を目前にまったく動けなくなっていました。
「惨めよね。人間っていうのは本当に。どれだけ必死でも所詮この程度だもの、気の毒になってくる」
形勢逆転した堕姫はお返しにアンタの頸を斬ってあげると、余裕綽々で炭治郞に手をかけようとしたその時。
ドゴォ
背後から堕姫の頭を思いっきり蹴りを入れ、吹っ飛ばしたのは・・・
「ヴーッ! ヴーッ!」
怒りで血管を浮き上がらせ、髪の毛をたなびかせる禰豆子でした。
「ううう゛っ」
彼女の中で、家族が惨殺された記憶が揺さぶられます。
堕姫は上弦の鬼で、禰豆子が今まで遭遇した、どの鬼よりも鬼舞辻の血の濃度が高かったためです。
「よくもやったわね、アンタ・・・!!そう、アンタ。アンタなのね。あの方が言っていたのはアンタなのね」
頭半分再生していない、化け物そのものの堕姫は、メキメキと顔が再生していく中で、禰豆子に意味深な言葉を投げかけます。
人間には限界がある。では鬼なら?禰豆子は?
動けない炭治郞を守るように、怒りのままに禰豆子は堕姫に向かいます。
その激しい怒りが、無限に体を突き動かす。敵の肉体がこの世から消えて無くなるまで。
思わぬところで鬼同士、女同士の戦いになったところで第82話が終わります。
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第82話感想
禰豆子の本領発揮の82話でしたが、ネット上の感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
禰豆子と炭治郎。
今週の鬼滅の刃は竈門兄妹が最高にかっこよかった。熱かった…!! pic.twitter.com/KRVcvHL2pX— あんず (@2017_0705) 2017年10月16日
まさしくその一言に尽きますね。
今週の鬼滅の刃、「怒りで勝てるのなら鬼はもうこの世に存在してない」ってやってシビアだなワニ、と思わせておいてからの「だが鬼なら?」がすごく好き。
— こじましゅういち (@kojima_shu) 2017年10月15日
今週の鬼滅の刃
覚醒した炭治郎が非常に格好いいけど、やはり命の限界を超えていた…
「怒りという感情だけで勝てるのならば、もう鬼はこの世に存在していない」というのが凄くシビア…「限界を超えるのは人間では限界、ならば鬼なら?」という流れで登場する禰豆子が最高に格好いい pic.twitter.com/VyUtJMoarw
— ほんまぐろ (@Honma_Toro) 2017年10月16日
炭治郞が出来なかった事は、鬼の禰豆子ならどうなるか、すごくいい展開ですよね。
週刊少年ジャンプ2017年46号の掲載順をご紹介
46号はこのような掲載順になっていました。
上から
・斉木楠雄のΨ難(巻頭カラー)
・ブラッククローバー
・約束のネバーランド
・Dr.STONE
・ハイキュー!!
・トマトイプーのリコピン(センターカラー)
・僕のヒーローアカデミア
・火ノ丸相撲
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・鬼滅の刃
・BORUTO(センターカラー)
・ぼくたちは勉強ができない
・磯部磯兵衛物語(最終回センターカラー)
・食戟のソーマ
・ROBOT×LASERBEAM
・銀魂
・シューダン!
・クロスアカウント
・青春兵器ナンバーワン
・腹ペコのマリー(最終回)
作者コメント欄
で、20作品になっています。
『鬼滅の刃』今週の掲載順番は10番目でした。
ここ5週の掲載順番は『10番、9番、6番、3番、7番(最新号から)』ですので、平均は2つ落とし7番になっています。
まとめ
なかなか頸を斬らせてはくれませんでしたね・・・覚醒した炭治郞が格好良すぎましたが・・・やはり限界の限界を超えていたのですね。
覚醒中、呼吸をするのも忘れていたのでしょうか・・・
人間には無理みたいなシビアな展開から、鬼なら?と禰豆子の登場を格好良く決めてくれました。この表現はやはり、画で見て欲しいです。
文字では上手くできないのが悔やまれるくらいです。
ものすごく胸熱展開で、次号からは女同士の戦いになりそうです。(炭治郞に女の人を斬らせたくなかった?)次週お見逃し無く!
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