食戟のソーマ(附田祐斗・佐伯俊先生作)第224話「ストロボ、輝く」(2017年7月24日発売の週刊少年ジャンプ34号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
なお、こちらの記事では食戟のソーマ最新話に関する情報を若干の画バレありで週刊少年ジャンプ発売当日〜翌日に毎週更新しています。
※食戟のソーマ第223話「フィールドを越えて」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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食戟のソーマ第224話「ストロボ、輝く」ネタバレ紹介
久我はアルミホイルを取り出し、中華鍋に敷いていきます。
「よーし、行っちゃってーー!」
久我の狙いは、茶葉による燻製でした。
中華料理には素材を揚げるなどした工程の後で。醤油ベースの汁で煮てとろみを付ける“紅焼(ホンシャオ)”と呼ばれる調理法があります。
先程までその工程に倣ったように豚肉を揚げ焼きしていたのですが・・・
「揚げた豚肉に対し煮込みでなく、燻製で手を加えるというのはおもしろい!斬新と表現して差し支えない発想だ!!」
審査員のイストワールも興奮気味に解説してくれました。
燻製なら、茶葉の香りを直接素材に移す事ができる・・・司とは別方向からの緑茶へのアプローチだと。
燻製と平行して、美作から受け取った黒液体を使ったタレ作りに入ります。
バルサミコ酢を煮詰め、黒酢、砂糖、粉砕した緑茶と・・・先程の黒液体「燻製醤油」を投入して行きます。
美作が自分の作業と平行して、作成していた模様です。
醤油を丸みのある香りを持つチップで燻すと、風味のまろやかさがより際立ち、後を引く余韻の深さも段違いになる、と伊武崎はいいます。
「そして、肉だけでなくタレにも燻製の香りを仕込むことで味わった際の香りの重層感もより高まる!その狙いもあるみたいだな」
伊武先の説明に付随して、香りのプロ葉山が付け足します。
美作のおかげで、久我はさっきまで豚肉の調理に専念する事ができたので、見事なチームワークといえます。
ですが、美作自身の調理は大丈夫なのか?そんな疑問が現れます。
美作の相手は寿司職人・・・強力で、しかもお題はマグロ、相手の得意分野での勝負なのでした。
「まっこと不運な男よ・・・だが慈悲は無粋だな。俎板の前に立ったなら最高最善の仕事をするだけよ・・・・・・!」
斉藤は刀のように長い包丁を構え、美作の前に立ちはだかります。
「なーんかやらかしてくれそうなツラだぜ?}
圧倒的不利なはずですが、美作は不気味に笑みを浮かべています。
美作と斉藤はマグロの解体に入ります。
「破ッ!!」
鮮やかな手さばきであっという間にマグロを解体していく十傑クラスの実力者ですが、美作の方も同じ速度で作業が進んでいます。
観客もおかしいぞ?と不思議顔ですが・・・
「割ぁッ!!」
斉藤が作業を始めると・・・
美作の目がストロボを焚いたように光り、そこから1秒のタイムラグもなく、超速スピード調理の斉藤とまったく同じ動きで作業を進めていくのでした。
「これが俺の新たな必殺技・・・「周到なる追跡・閃(パーフェクトトレース・フラッシュ)」
曰く、カメラでストロボを焚くように瞬間的に相手の行動・思考を読み取り自分の手先にまったく同じ手順を反映させたのでした。
「はぁぁぁ!!?」
極星寮勢も驚きしかありません。今までのトレースとは次元が違う成長でしたので。今まで以上に恐ろしく、味方でいれば頼もしい存在になっていたのです。
イストワールは、美作が調理手順に対する思考時間を0にする事が可能なので、斉藤がレシピを熟考していた時間を全て久我のサポート「燻製醤油」に注ぎ込めたのかと推測します。
つまり、司は今二人の料理人と戦わされてる気持ちにされているというのです。
「お・・・おいぃ!!久我照紀----!!いくら連帯食戟だからって・・・ず、ずるいぞ!」
「司さんとタイマン張りたがってたんじゃねぇのかよ!」
「んーーー?こう見えて僕オトナだからぁ、個人的なプライドを優先したりなんかしないのさっ」
セントラルサイドの生徒達のブーイングの中、お茶目に振る舞う久我。
「まぁ、後ろにカワイイ後輩たちが控えてる事だし?少しでもラクさせてあげるためにも手段は選んでらんないよ」
ここから、表情が真剣なものにかわり
「俺の役目は・・・ここで必ずアンタを落とすことだからね、司っさん」
「“自分”を捨ててでも勝つ覚悟・・・確かに今までの久我とはひと味違うみたいだ」
司にそう認めさせられたところで、224話が終わります。
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食戟のソーマ第224話感想
相変わらず人間離れした技が飛び交う料理漫画だと感じた224話でしたが、ネット上の皆さんの感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
【ジャンプ34号感想】食戟のソーマ 第224話 ストロボ、輝く – ジャンプ速報 https://t.co/xLxmNBP4nV 盛り上がりに一番貢献しているのが美作というのが面白い。 でも、モブ学生が本当に無能過ぎる。 疾駆先生・・・
— 我流儀:ゼクス (@X_zez_X) 2017年7月30日
美作の進化した能力がチート過ぎる、とか、コピーの精度はどのような物か気になる所・・・と言ったお声がありましたね。
モブ生徒さん達が小物過ぎて・・・セントラルが大丈夫なのか?と気になる声も・・・。
週刊少年ジャンプ2017年34号の掲載順をご紹介
34号はこのような掲載順になっていました。
上から
・僕のヒーローアカデミア(巻頭カラー)
・約束のネバーランド
・ONE PIECE
・鬼滅の刃(センターカラー)
・Dr.STONE
・ROBOT×LASERBEAM
・シューダン!(センターカラー)
・HUNTER×HUNTER
・斉木楠雄のΨ難
・ブラッククローバー(センターカラー)
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ぼくたちは勉強ができない
・ハイキュー!!
・火ノ丸相撲
・クロスアカウント
・青春兵器ナンバーワン
・銀魂
・腹ペコのマリー
・磯部磯兵衛物語
作者コメント欄
で、20作品になっています。
『食戟のソーマ』の今週の掲載順番は11番目、大体真ん中ですね。
ここ5週の掲載順番は『11番、5番、14番、4番、6番(最新号から)』ですので、平均も中間・・・10番位になっています。
まとめ
美作の進化した能力がかなり人間離れしています・・・何でもタイムラグなくコピーできるなんてどんな怪物でしょう。
久我の自分を捨ててでも勝ちに行く姿勢は格好良いです。
「司をここで落とす事」それが目的だと言っていましたが、悲願は達成なるか。
次話も気になりすぎますね!
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