鬼滅の刃(きめつのやいば)(吾峠呼世晴先生作)第72話「お嫁さんを探せ」(2017年7月31日発売の週刊少年ジャンプ35号掲載)のネタバレや感想・ジャンプでの掲載順などをご紹介していきます!
※鬼滅の刃第71話「遊郭潜入大作戦」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第72話「お嫁さんを探せ」ネタバレをご紹介します!
ー萩本屋ー
「どうよこれ!!」
「きゃーっすごい!」
伊之助を見初めた萩本屋の遣手は、変な化粧を落とした美形の伊之助に、可能性を大いに感じます。
「仕込むわよォ仕込むわよォ!京極屋の“蕨姫”や、ときと屋の“鯉夏”より売れっ子に」
されるがままの伊之助は、妙にがっちりしてない?と少々怪しまれながらも萩本屋での潜入生活が始まります。
ー京極屋ー
べんべん・・・べべんべん!
怒りの形相で迫力のある三味線をかき鳴らすのは善逸で。
耳が良いので一度聞いたら三味線でも事でも弾きこなすので、お店のお姐さん方にも上手いと言わしめますが、そのお面相の不細工なことに、『よく入れたわね、お店に・・・』と驚かれています。
宇随がその男前を武器に、便所掃除でも何でもいいから使ってやってと善逸をもらって貰ったのでした。しかも、ただでもいいからと。
ー炭治郞潜入中の“ときと屋”ー
鯉夏花魁の部屋に荷物を運ぶ手伝いを頼まれます。
元々力もあるので、たくさんの荷物を一気に運んだりして、お姐さん方をおどろかせてはいますが、働き者の炭治郞は、炭子として上手く溶け込んでいます。
鯉夏花魁の部屋に荷物を置きに入ると、そこには禿(かむろ)が二人ひそひそ話に興じています。
「“京極屋”の女将さん、窓から落ちて死んじゃったんだって。怖いね。気をつけようね」
「最近は“足抜け”していなくなる姐さんも多いしね、怖いね」
「足抜けって何?」
炭治郞は、禿達の間を割って入って聞いてみます。
「えー、炭ちゃん知らないのぉ」
と、いいながらもかわいらしい二人は炭治郞に説明してくれます。
足抜けは、借金を返さずに店から逃げることで、見つかったら酷い折檻が待っています。
好きな男の人と逃げ切れる人も居る、とも教えてくれます。
「こないだだって須磨花魁が・・・」
「!」
須磨・・・宇随さんの奥さんの名前が出て、炭治郞はもっと情報を得ようと「あの・・・」と言葉を切り出した所で、
「噂話はよしなさい。本当に逃げ切れたかどうかなんて・・・誰にもわからないのよ」
隣の部屋から見かねて出てきた鯉夏花魁にとめられてしまいます。
荷物を運んでくれた炭治郞に、鯉夏花魁はご褒美にお菓子をいくつかその手に乗せてくれました。
ひとりでこっそり食べるのよ、と。やさしく。
「あの・・・“須磨”花魁は足抜けしたんですか?」
お菓子が欲しい禿達は鯉夏花魁にせがみ、まとわりついているこの時に、思い切って炭治郞は切り出しました。
「どうしてそんな事聞くんだい?」
噂話はよしなさいと言った鯉夏花魁は当然、その質問に訝しがります。
『上手く聞かないと須磨さんのことを・・・警戒されてる』
炭治郞は内心焦りながら、次に切り出す言葉を探します。
「須磨花魁は私の・・・私の・・・」
正直者の炭治郞は、嘘をつくときに普通の顔が出来ないでいたので、本人もとても辛く、鯉夏花魁や禿達も、話の内容かその顔にかは定かではないが、大変な衝撃を受けてしまいます。
「姉さんに続いて、あなたも遊郭に売られてきたの?」
「は・・・はい。姉とはずっと手紙のやりとりをしていましたが、足抜けするような人ではないはずで・・・」
「そうだったの・・・・・・」
鯉夏花魁は、炭治郞の言葉を信じてくれたようでした。
「確かに私も須磨ちゃんが足抜けするとは思えなかった。しっかりした子だったもの」
心配そうに眉根を寄せて、鯉夏花魁は語ります。
男の人にのぼせてる様子もなかったのに、日記には足抜けすると書いてあったとのこと。
捕まったという話も聞かないので、逃げ切れていればいいなと思っていること。
『これは鬼にとってかなり都合がいい。人がいなくなっても遊郭から逃亡したのだと思われるだけ。日記は恐らく偽装だ』
鯉夏花魁の証言に、炭治郞は険しい表情でうつむきます。
『どうか無事でいて欲しい、必ず助け出すから、須磨さん!!』
炭治郞が須磨の情報を掴んでいる頃、宇随はいつもの格好で吉原の様子を覗っています。
『今日も異常なし。やっぱり尻尾を出さねぇぜ』
嫌な感じはするが、鬼の気配はハッキリしないので煙に巻かれているよう。
気配の隠し方の巧さに、ここにいる鬼は上弦の鬼なのではないかと予想も付けます。
ーその頃、“萩本屋”の伊之助はー
「まきをさん、大丈夫かしらね」
「部屋に閉じこもって出て来ないけど」
お姐さん方の立ち話を、こっそり聞いています。
“まきを”が具合が悪くて部屋から出て来ないこと。病院にも行っていないと。
お昼ご飯は部屋の前に置いてきた、とのこと。
『“まきを”! 宇随の嫁だ。やっと名前を聞けたぜ』
探していた情報がつかめた伊之助です。
具合が悪いからって連絡が途切れるか?と不審に思います。
ですので、まきをの部屋に行ってみようと行動します。
ですが・・・着物を着てることも、裏声が下手だから喋るなと宇随に忠告され、伊之助にとってはストレスフルの状況が続いています。
ーまきをの部屋の前ー
先程のお姐さんが置いておいたお昼ご飯が湯気を立てて部屋の前にありました。
「さぁさ、答えてごらん。お前は誰にこの手紙を出していたの」
不気味な、唇だけが彼女に問いかけます。
「何だったかお前の名は。ああ、そうだ“まきを”だ」
室内のまきをは、幾重もの反物に巻き上げられ、動きをがんじがらめに封じられていました。
まきをと呼ばれた、満身創痍の女性が謎の鬼らしきものに締め上げられている所で、第72話が終わります。
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第72話感想
嘘をつくときの炭治郞の顔がとんでもなかった第72話でしたが、ネット上の感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
【鬼滅の刃】72話感想 まきをがめっちゃ美人でさらに善逸発狂しそうwww https://t.co/RQMcxONo83
— にゅーおた (@newota1) 2017年8月2日
善逸にとって、僻まれる要素ばかりの宇随ですね。善逸は発狂しているくらいがおもしろ可愛いですが。
鬼滅の刃72話読了、遊郭潜入編は群像劇らしくて読んでて面白すぎる。あと今の吾峠先生の画力で描かれた伊之助が期待の何億倍も紅顔の美少年でどっきどきが止まらない…薄々気づいてたけど伊之助って地頭いいよね?善逸もさらっと才能を発揮してるし、炭治郎は年上美女に弱いし大満足。#鬼滅の刃
— あんみつ (@_AN_MITSU) 2017年7月31日
回を追うごとに、画力がメキメキ上がっているように感じますよね、本当にいい世界観です・・・
週刊少年ジャンプ2017年35号の掲載順をご紹介
35号はこのような掲載順になっていました。
上から
・ハイキュー!!(巻頭カラー)
・ブラッククローバー
・僕のヒーローアカデミア
・僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!(出張読切)
・鬼滅の刃
・Dr.STONE
・HUNTER×HUNTER
・移ろう時の中で(読み切り)
・火ノ丸相撲(センターカラー)
・ぼくたちは勉強ができない
・銀魂
・食戟のソーマ(センターカラー)
・約束のネバーランド
・クロスアカウント
・青春兵器ナンバーワン
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・シューダン!
・斉木楠雄のΨ難
・ROBOT×LASERBEAM
・腹ペコのマリー
・磯部磯兵衛物語
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『鬼滅の刃』今週の掲載順番は5番目でした。安定の上位ですね。
ここ5週の掲載順番は『5番、4番、10番、11番、3番(最新号から)』ですので、平均は変わらず6番位になっています。
まとめ
それぞれが持ち味を活かして(?)潜入活動に進行があったようですが・・・ちょっと目的を見失っている善逸は、次号では何かの進展があるのか気になる所です。
善逸は、あのテンションだからこそ面白くていいのですが・・・w炭治郞のあの嘘つくときの顔といい、今回もしっかりギャグ要素も絡めているのに、最期はまきをさんのピンチで終わる・・・
鬼は萩本屋にいるのかな?まだ全容が見えていないので、次号必見ですね。
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