鬼滅の刃(きめつのやいば)(吾峠呼世晴先生作)第71話「遊郭潜入大作戦」(2017年7月24日発売の週刊少年ジャンプ34号掲載)のネタバレや感想・ジャンプでの掲載順などをご紹介していきます!
※鬼滅の刃第70話「人攫い」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第71話「遊郭潜入大作戦」ネタバレをご紹介します!
アオイのかわりに元忍で、“音柱”の宇随天元について、遊郭に行くことになった炭治郞、伊之助、善逸の三人です。
「そしてもう一度言う、俺は神だ!!」
ポーズを付けて朗々と語る宇随に、やべえ奴だとどん引きする善逸でしたが、真面目で素直な炭治郞はそこで手を上げ質問します。
「具体的には何を司る神ですか?」
本人至って真面目に、宇随並に斜め上な質問をする炭治郞に、善逸はとんでもねえ奴だ…と同じくどん引きします。
いい質問だな、お前には見所がある。と前置きをし、
「派手を司る神…祭りの神だ!!」
『アホだな。アホを司ってるな、間違いなく』
かっこつけて説明する宇随に、顔には出さずに善逸は内心思います。
「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神」
「何言ってんだお前…気持ち悪い奴だな」
伊之助は至って普通に返すのですが、宇随の反応はかなりしょっぱいもので。
「花街までの道のりに道中に藤の家があるから、そこで準備を整える」
付いてこい、というなり、宇随は煙のように消えてしまいます。
「えっ、消えた!?」
三人が驚いていると、宇随の姿ははるか遠くに走って行っていました。
「はや!!もうあの距離。胡麻粒みたいになっとる!!」
「これが祭りの神の力……!!」
「いや、あの人は柱の宇随天元さんだよ」
「追わないと追わないと!!」
ぬぬぬ!と驚いている伊之助に、すっとぼけた顔した炭治郞が訂正しますが、
一番常識人なのはやっぱり善逸でした。
ー藤の花の家紋の家ー
この家紋の家は、鬼殺隊を無償で手助けしてくれるという印で。
宇随はそこの家の者にあれこれ指図し、支度を用立ててくれるようです。
お茶菓子を堪能する三人は、宇随の言葉に一瞬動きを止め…
「とんでもねえ話だ!!」
激高するのは善逸で。女の子が絡むと平常心でいられません。
自分の嫁探しに部下を使うなと。
「はあ?何勘違いしてやがる」
「いいや言わせてもらおう。アンタみたいに奇妙奇天烈な奴はモテないでしょうとも!!だがしかし!!鬼殺隊員である俺たちをアンタ嫁が欲しいからって」
「馬ァ鹿かテメェ!! 俺の嫁が遊郭に潜入して鬼の情報収集に励んでたんだよ!!定期連絡が途絶えたから俺も行くんだっての」
「そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?」
「クソガキが!!これが鴉経由で届いた手紙だ!!」
宇随の言葉を信用しない善逸に、「証拠」の手紙の束を叩き付けてやります。
その量は随分多く、かなり長い間潜入していたのか?と尋ねる炭治郞に、さらっと『嫁が三人いる』と答える宇随です。
とうとう堪忍袋がキレたのか、宇随は拳で善逸を黙らせ、これからどうするかを具体的に説明を始めます。
炭治郞たちにはある変装をして、潜入をして貰うのだと。
宇随曰く、三人の嫁は皆優秀なくノ一で、以前宇随が客として探っていたが鬼の尻尾はつかめなかったので、客よりももっと内側に入ってもらったのだと言います。
怪しい店は3つに絞ってありますので、それぞれがその店に潜入して、宇随の嫁…
“ときと屋”の「須磨」“萩本屋”の「まきを」“京極屋”の「雛鶴」を探し情報を得ることが今回の任務です。
うっかり失言をする伊之助に、宇随の怒りの強烈なボディブローが炸裂し、入り用のものを用意してくれた藤の家紋の者がやってくるまでに、折り重なって気絶する二人に、無言で縮こまる炭治郞なのでした。
ー吉原遊郭ー
「…いやあこりゃまた…」
女装した三人は、それぞれの見世において貰えないかと宇随に連れられまわっています。
「ちょっとうちでは…先日も新しい子入ったばかりだし悪いけど…」
あまりの不細工さに、楼主には断られてはしまいますが、隣に居る女将さんが、頬を赤らめ「一人くらいならいい」と言います。
それは、宇随の素顔がとても色男だったので、見ほれて頷いてしまったのです。
素直そうだと炭治郞(炭子)が就職決定します。
「ホントにダメだなお前らは。二束三文でしか売れねぇじゃねぇか」
「俺アナタとは口利かないんで…」
静かな怒りの込められたため息をつきながら、善逸。
女装されたことに怒っているのかと宇随は思っていましたがそんな事ではなく『宇随が普通に男前だったこと』にふざけんなと憤りを感じているのでした。
そして、人だかりが増えてきたと思ったら、花魁道中が始まります。
「嫁!?もしや嫁ですか!? あの美女が嫁なの!?あんまりだよ!!三人もいるのみんなあんな美女すか!!」
「嫁じゃねぇよ!!こういう“番付”に名前が載るからわかるんだよ!!」
宇随が説明をすると、善逸はまた鬼のような形相で詰めより、殴られるのでした。
二人のやりとりを興味なさげに見守っている伊之助を、穴が開くほど見つめる女が一人…
「ちょいと旦那、この子うちで引き取らせて貰うよ、いいかい?」
「『萩本屋』の遣手・・・アタシの目に狂いはないのさ」
「『萩本屋』さん!そりゃありがたい。達者でな、猪子ーーー」
満面の笑みで、宇随は伊之助(猪子)を彼女に託し・・・
人だかりで見つけた猪子に目を付けた遣手は、そのまま見世に連れて帰ります。
「・・・・・・」
『やだ。アタイだけ余ってる!!」
宇随の視線が痛く、その視線は哀れみのようなものが混じっており、
気がつけば・・・善逸だけが売れ残ってしまった現実に気付いてしまった所で、第71話が終わります。
鬼滅の刃(きめつのやいば)第72話はこちら
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第71話感想
女の子が絡むと・・・輝くリアクション王の善逸とやはりイケメンだった宇随さんのやりとりがおもしろかった第71話でしたが、ネット上の感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
鬼滅の刃71話(ジャンプ34号)
猪子は化粧不要だと思うんだ…
でも鬼滅の刃のこういうとこ好きです(笑)
そのほか
・久しぶりに伊之助の顔が見れて嬉しい限りです
・「荻本屋」さん…アンタやりおる…!
・ぜ、善一だって可愛いよ…!(震え声) #鬼滅の刃 pic.twitter.com/s9jSw95E9Q— 黒月舞 (@kuroduki2016) 2017年7月30日
どうしてあの化粧になったんでしょうね・・・笑普通に可愛くなりそうですのに。
萩本屋の遣手はさすがですね!伊之助の美少女顔を見抜いたか。
週刊少年ジャンプ、鬼滅の刃71話。あまりにもギャグがキレッキレッで大笑いした。剣士が遊郭に潜入し鬼退治というシチュエーションそのものはシリアスなのに。
— yosi (@yosifumu) 2017年7月24日
善逸が生き生きするとギャグが面白いですね。宇随もキャラが濃くて良い感じです。
週刊少年ジャンプ2017年34号の掲載順をご紹介
34号はこのような掲載順になっていました。
上から
・僕のヒーローアカデミア(巻頭カラー)
・約束のネバーランド
・ONE PIECE
・鬼滅の刃(センターカラー)
・Dr.STONE
・ROBOT×LASERBEAM
・シューダン!(センターカラー)
・HUNTER×HUNTER
・斉木楠雄のΨ難
・ブラッククローバー(センターカラー)
・食戟のソーマ
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ぼくたちは勉強ができない
・ハイキュー!!
・火ノ丸相撲
・クロスアカウント
・青春兵器ナンバーワン
・銀魂
・腹ペコのマリー
・磯部磯兵衛物語
作者コメント欄
で、20作品になっています。
『鬼滅の刃』今週の掲載順番はセンターカラーで4番目でした。かなり上位ですね。
ここ5週の掲載順番は『4番、10番、11番、3番、2番(最新号から)』ですので、平均は変わらず6番位になっています。
まとめ
宇随さんがちょっとばかりアレな人でしたが、もの凄いイケメンで、嫁が三人・・・ビジュアルだけで納得できてしまう新キャラでしたね。
遊郭のしくみも、わからないかたにも柔らかく説明している所も話が入りやすくてよかったと感じます。
遊郭舞台だから女装はわかりますが、あの不細工なお化粧・・・ギャグに徹していますね。
まだ話の導入部なので、この先の展開も楽しみですね。
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