鬼滅の刃(きめつのやいば)(吾峠呼世晴先生作)第63話「猗窩座(あかざ)」(2017年5月29日発売の週刊少年ジャンプ26号掲載)のネタバレや感想・ジャンプでの掲載順などをご紹介していきます!
※鬼滅の刃第62話「悪夢に終わる」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第63話「猗窩座(あかざ)」ネタバレをご紹介します!
負傷した炭治郞と、煉獄の前に鳴動と共に現れたのは、思いもしなかった相手でした。
その瞳に刻まれた番号・・・
『上限の・・・参? どうして今ここに・・・』
ドン!
疑問に思ったその矢先、上弦の参の拳は炭治郞めがけて飛んできます。
『炎の呼吸。弐ノ型』
すかさず煉獄が間に入り、攻撃をはねのけます。
煉獄の反撃にダダン!と後ろに退く上弦の参の鬼ですが、煉獄に右の拳が真っ二つに切断されますが、瞬く間に復活してしまいます。
「いい刀だ」
上弦の参はそう言います。くっついた腕の血を舐めながら。
『再生が速い・・・この圧迫感と凄まじい鬼気。これが上弦・・・』
「なぜ手負いの者から狙うのか理解できない」
煉獄の問いに、彼は「話の邪魔になると思った」そう返しました。
話す事はないと突っぱねる煉獄に、上弦の参は『素晴らしい提案』を持ちかけます。
「ならない」
即答の煉獄に、構わず続けます。
「見れば解る。お前の強さ、柱だな?」
「その闘気、練り上げられている。至高の領域に近い」
上弦の参・・・猗窩座は至高の領域に踏み入れるまでに強くなるには、老いて死ぬ人間ではなく、強くなるために鬼になろうと誘います。
『今まであった鬼の中で一番鬼舞辻の匂いが強い。俺も加勢しなければ。刀はどこだ、無い・・・無い・・・』
煉獄と猗窩座のやりとりの中、地面を這う炭治郞は刀を探しながら焦ります。
「老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく、尊いのだ。」
「強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない」
「俺は如何なる理由があろうとも、鬼にならない」
「そうか」
煉獄のハッキリとした拒絶に、猗窩座は目を細め・・・
「鬼にならないなら殺す」
いうなり、煉獄に向かって飛び込んでいき、二人の戦いが始まります。
『壱の型 不知火』
あまりの早さに、炭治郞も動きを目で追えないでいました。
ドオン
その衝撃に、乗客を助けに行っていた伊之助も振り返ります。
禰豆子と善逸乗客を守るように抱きしめ意識を失い倒れていました。
「今まで殺してきた柱たちに炎はいなかったな。そして俺の誘いに頷く者もなかった」
「なぜだろうな?同じく武の道を究める者として理解しかねる。選ばれた者しか鬼になれないというのに」
雄弁に己が価値観を語る猗窩座。話しながらも攻撃の手は緩めません。
「素晴らしき才能を持つものが醜く衰えてゆく。俺はつらい。耐えられない。死んでくれ杏寿郎。若く強いまま」
煉獄の防御も負けていません。
『虚空を拳で打つと攻撃がこちらまで来る。一瞬にも満たない速度』
このまま距離をとって戦われると頸を斬るのがやっかいだと考えた煉獄は、間合いを詰めて近づきます。
この素晴らしい反応速度!素晴らしい剣技も失われていくのが悲しくないのか、猗窩座は煉獄と戦いながらもまだ勧誘の言葉を止めません。
「誰もがそうだ!人間なら!!当然のことだ」
煉獄も考えを変える事無く、応戦していきます。両者共に一歩も引かない激戦に、炭治郞は身を起こし動こうとしますが
一喝され、身を留める炭治郞です。
「弱者に構うな杏寿郎!!全力を出せ おれに集中しろ!!」
極めた武をもつ二人がぶつかりあったところで・・・第63話が終わります。
鬼滅の刃64話はこちら
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第63話感想
いきなり現れた強敵に、手に汗握る展開でしたが、ネット上での感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
今週の鬼滅の刃良くて何度も読み直してる。手垢まみれのよくあるセリフが魅力的に見えるのは絵の魅力だと思う。 pic.twitter.com/RGanYo1Oeu
— 握力 (@akuryoku) 2017年5月31日
回を追うごとに、ドンドン魅力的に光ってくる鬼滅の刃・・・今回は特に絵で魅せる展開でしたし、煉獄さんの良さがよく出ていましたね。
やっばい鬼滅の刃、今週もめちゃめちゃ面白い…。初登場の時は爽やかに「鬼もそれをかばう者も斬首だ!」ってサイコパス臭凄かった炎柱さんが鬼にスカウトされたら「君と俺は価値観が違う」って冷静に切り返すのやっばくないすか?正義と悪の対立じゃないんだよ、うわーもう「今」の漫画だなあーうわー
— やぎ系 (@__suama) 2017年5月29日
最初は敵対の立場でしたが・・・いつの間にか認めていたのですね。炭治郞のお館様の前での恥ずかしい啖呵もいい心意気だと思っていたから、もう認めていたのかもしれませんね。
熱い叫びはこの漫画への愛を感じます。
今週の鬼滅の刃、ネタバレ有り感想。
最後のドオン!が善逸だといいナーと思った方、沢山いらっしゃるハズ。…私の自覚している悪癖の一つとして、「善逸を買いかぶる」というのがある。…ふぅ。 pic.twitter.com/NEvFQDPb7X— みみきゅうり (@meggoto40) 2017年5月22日
あ、なんか解るかもしれません・・・と思った感想を一つ。善逸はやる時はやる男ですものね。
週刊少年ジャンプ2017年26号の掲載順をご紹介
26号はこのような掲載順になっていました。
上から
・火ノ丸相撲(巻頭カラー)
・僕のヒーローアカデミア
・ONE PIECE
・鬼滅の刃(センターカラー)
・ROBOT×LASERBEAM
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・アリスと太陽(読み切りセンターカラー)
・ブラッククローバー
・食戟のソーマ(センターカラー)
・約束のネバーランド
・斉木楠雄のΨ難
・ハイキュー!!
・ぼくたちは勉強ができない
・銀魂
・Dr.STONE
・左門くんはサモナー
・青春兵器ナンバーワン
・ポロの留学記
・腹ペコのマリー
・U19
・磯部磯兵衛物語
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『鬼滅の刃』今週の掲載順番は4番目でした。またまた嬉しいセンターカラーです!
ここ5週の掲載順番は『4番、7番、1番、5番、8番(最新号から)』ですので、平均は少し順位を上げ5番位になっています。
一気に平均を上げてきましたね!!
看板になれる日も近い・・・??
まとめ
いきなり現れた強敵展開です。煉獄さんと互角にやり合う戦闘狂の猗窩座も、そのバトルシーンにとても引き込まれた63話でした。
強さが一番で、ある意味無邪気な猗窩座。あまり表情を変えないところもなんとなく共通点が見えますが、わかり合う事はない強者達の戦いに
炭治郞や伊之助とともに見入ってしまいます。ただすげえ、の一言に尽きます。
どちらが勝ってもおかしくない展開ですが・・・来週はどうなるのか、決着は付くのか、もうしばらく読者は煉獄さんの強さ人間味、魅力にやられてしまいそうな展開ですね。
来週も楽しみです。
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