鬼滅の刃(きめつのやいば)(吾峠呼世晴先生作)第85話「大泣き」(2017年11月6日発売の週刊少年ジャンプ49号掲載)のネタバレや感想・ジャンプでの掲載順などをご紹介していきます!
※鬼滅の刃第84話「大切なもの」のネタバレや感想はこちらの記事にまとめていますので、まだチェックしていない方はチェックしてから当記事をご覧になることをオススメします!
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第85話「大泣き」ネタバレをご紹介します!
『きっ…斬った!頸が落ちてる!!宇随さんが斬ったのか!?すごい…!!』
一瞬で堕姫の頸を切り落とした宇随の手腕に、禰豆子を押さえながらも炭治郎は感動します。
「おい、戦いはまだ終わってねぇぞ。妹をどうにかしろ」
奇声を上げて大暴れする禰豆子を止めるのにも力負けしそうな炭治郎です。
「ぐずりだすような馬鹿ガキは戦いの場にいらねぇ。地味に子守歌でも歌ってやれ」
「ガァッ!」
一層強く抵抗し、炭治郎ごと建物の外に投げ出された禰豆子に、炭治郎は声が届かないと困惑しますが。
その時、頭に浮かんだのは母親と、宇随の言葉。「子守歌でも歌ってやれ」でした。
「こんこん…小山の子うさぎは…なぁぜにお耳が長うござる」
暴れる禰豆子を押さえながら、炭治郎は歌います。
「小さい時に母さまがっ…長い木の実を食べたゆえ そーれでお耳が長うござる」
炭治郎の子守唄を聞いているうちに、禰豆子に変化が現われます。
兄が歌っている子守歌に、母の姿と思い出が重なり、禰豆子は母親に膝枕をしてもらっているような錯覚を覚えます。
ー回想ー
『こんこん小山の子うさぎは、なぁぜにお目々が赤うござる』
弟をおんぶした母親に、手を引かれながら山道を歩く禰豆子。弟の為に歌う子守唄を聞きながら、楽しそうに歩いていました。
過ぎた日の幸せな日常です。
『小さい時に母さまが赤い木の実を食べたゆえ そーれでお目々が赤うござる』
「お兄ちゃんのお目々が赤いのは、おなかの中にいた時に、おかあさんが赤い木の実を食べたから?」
無邪気に聞く禰豆子に、一瞬驚いたような顔をして、そして母親はにっこりとほほ笑むのでした。
―現在に戻るー
母親のことを思い出したからか、禰豆子はわーん!と幼子のように声をあげて泣き始めました。
「禰豆子…」
すると、泣きながらも体はどんどん小さくなっていき…幼子の姿になった禰豆子は泣きながらも寝息を立てて眠ってしまいました。
「寝た……母さん寝たぁ…寝ました…」
ハーっと安堵の息をつく炭治郎です。
―一方の宇随と堕姫ー
「ちょっと待ちなさいよどこ行く気!?」
興味もなく立ち去ろうとする宇随に、頸が落ちた状態の堕姫は食ってかかります。
「よくもアタシの頸を斬ったわね、ただじゃおかないから」
正座して姿勢を正した状態で、頸は膝の上のシュールな姿のままです。
「まぁだギャアギャア言ってんのか。もうお前に用はねぇよ。地味に死にな」
「ふざけんじゃないよ だいたいアンタさっきアタシが上弦じゃないとか言ったわね」
「だってお前上弦じゃねぇじゃん」
激昂する堕姫とは対照的にしらっと返す宇随に、「アタシは上限の睦(ろく)よ!」と怒鳴ります。
「だったら何で頸斬られてんだよ弱すぎだろ。脳味噌爆発してんのか」
「アタシまだ負けてないからね!上弦なんだから!」
「負けてるだろ一目瞭然に」
子供の喧嘩みたいな言い合いになってきているふたりですが、宇随はばっさり切り捨てていきます。
「アタシ本当に強いのよ!今はまだ睦(ろく)だけどこれからもっと強くなって…」
「説得力ねー」
ムキになって反論する堕姫でしたが、なかなか言葉で勝てない宇随にたまりかねて、わーん、と泣き出してしまいます。
いきなり子供みたいに大泣き始める堕姫に宇随もぎょっとします。
「ほんとにアタシは上弦の睦だもん本当だもん 数字だって貰ったんだから!アタシ凄いんだから」
『ギャン泣きじゃねぇか嘘だろ? いやいやいや、それよりコイツいつまで喋ってんだ?頸を斬ってるのに体が崩れねぇぞ』
死ね!みんな死ね!とわめきたてる堕姫の癇癪にあっけととられたのも事実ですが、この異常にようやく宇随は気が付きます。
「頸斬られたぁ 頸斬られちゃったぁぁ お兄ちゃあああん!!」
「うぅううん」
堕姫の呼び声に、「お兄ちゃん」は彼女の背骨からズズズ…と出てきました。
気が付いた宇随は即座に斬りかかりますが、あっさり妹を連れて移動されていました。
「泣いてたってしょうがねぇからなああ。頸くらい自分でくっつけろよなぁ。おめぇは本当に頭がたりねぇなあ」
泣いてしゃくりあげる堕姫をなだめながら、「お兄ちゃん」は頚をくっつけてやります。
頸を斬り落としたのに死なないし、背中から出てきたもう一体の反射速度の高さに驚く宇随で。
「顔は火傷か。これなぁぁ。大事にしろ。顔はなあ。せっかく可愛い顔に生まれたんだからなあ」
ゴシゴシ、となかなか治らなかった顔の火傷を「お兄ちゃん」がこすると、堕姫の顔は元の美しい顔に戻っていました。
妹をなだめる彼に宇随は攻撃を仕掛けますが…
ビチッ!
ダメージを喰らったのは宇随の方で、頭を斬られ傷が入ります。
「へぇ、やるなぁあ 攻撃止めたなぁあ。殺す気で斬ったけどなあ。いいなあお前。いいなあ」
ゆらり、と両手に斧のような武器を構えた「お兄ちゃん」がねめつけるような視線で褒めました。
バラ…と、頭を斬られ飾りが落ちてしまった宇随で、85話が終わります。
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鬼滅の刃(きめつのやいば)第85話感想
二組の兄弟愛の対比の85話でしたが、ネット上の感想はどうだったのでしょうか?一部ご紹介します。
鬼滅の刃
いやいやいや・・・ええ??今週の展開予想できた人いるの?— たけし (@wywkh456) 2017年11月6日
かなり衝撃的でしたよね…
今週の鬼滅の刃
頸くらい自分でくっつけろよなぁって妹の頸つけてあげるお兄ちゃんナニモンだよ…;(((∩´。ω゜`∩)));
堕姫可愛い pic.twitter.com/c7SQsqSBlK— 🍓ムルフ🍓 (@ryo_muruhu) 2017年11月6日
子供化してて可愛かった…確かに言葉の端々を思い返すと子供っぽかったかもしれませんね。
今週の鬼滅の刃
鬼のな、妹ちゃん達が泣く回だったけど、めちゃくちゃ可愛すぎる。
ねずこも、堕姫ちゃんも
しかも、堕姫ちゃんの、あのね、
台詞っっっ可愛すぎかよっっっ— ばっさん (@Tubasann283) 2017年11月6日
二組の妹が可愛い。タイトルに偽りなしでしたね。
週刊少年ジャンプ2017年49号の掲載順をご紹介
49号はこのような掲載順になっていました。
上から
・ぼくたちは勉強ができない(巻頭カラー)
・鬼滅の刃
・ONE PIECE
・約束のネバーランド
・Dr.STONE
・トマトイプーのリコピン
・ゴーレムハーツ(センターカラー)
・ゆらぎ荘の幽奈さん
・ハイキュー!!
・フルドライブ
・火ノ丸相撲
・斉木楠雄のΨ難
・グリム・リーパー(読み切りセンターカラー)
・ブラッククローバー
・食戟のソーマ(センターカラー)
・ROBOT×LASERBEAM
・銀魂
・青春兵器ナンバーワン
・シューダン!
・クロスアカウント
・トマトイプーのリコピン(2話目)
作者コメント欄
で、21作品になっています。
『鬼滅の刃』今週の掲載順番は2番目でした。あのワンピースよりも上…!!先週は衝撃的に終わりましたからね…すごい!
ここ5週の掲載順番は『2番、10番、9番、10番、9番(最新号から)』ですので、平均は変わらず8番です。
まとめ
誰もが予想できなかった展開ではないでしょうか…「お兄ちゃん」が真打的に出てくるなんて。
禰豆子も堕姫も兄弟愛な感じで微笑ましかったですが…展開はなかなかえぐいですよね。
堕姫にもてこずってしまった炭治郎は、「お兄ちゃん」との力の差は圧倒的なのですよね…戦線復帰はかなうのか?
宇随さんにはぜひ生きて勝ち抜いてもらいたいものです。次週も楽しみです。
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